2026年6月25日。
今夜は、日本代表のワールドカップ・グループF第3戦、スウェーデン戦です。
イタリア時間では深夜1時キックオフ。あと3時間ほどで試合が始まります。
このワクワクした気持ちと、イタリアで迎えている今回のワールドカップの空気を残しておきたくて、試合前にこの記事を書くことにしました。
あと3時間。日本代表のスウェーデン戦を前に
初戦のオランダ戦は、本当に感動的な試合でした。
先制されても追いつき、また勝ち越されても追いつく。
最後まで諦めない日本らしい戦いに、思わず涙が出てしまいました。
そしてチュニジア戦は4-0。
この試合で、日本代表の強さが世界にじわじわと伝わり始めたように感じています。
イタリアのスポーツニュースでも日本代表の記事を見かけることが増え、主力選手に負傷者がいる中でも、ここまでの強さを見せていることを高く評価する内容も目にしました。
もちろん日本が勝ったことはうれしい。
でも、チュニジア代表の政治的な背景や監督交代のニュースなども目にして、それぞれの国にはそれぞれの事情やストーリーがあるんだなと改めて思いました。
だからこそ、この先の試合もますます楽しみです。
ワールドカップが始まる前、「日本が優勝する」と言って笑われた
ワールドカップが始まる前、イタリア人の友達と「今回はどこが優勝すると思う?」という話になりました。
私は迷わず、「日本」と答えました。
みんなは冗談だと思ったみたいで、「はいはい(笑)」という感じ。
でも、私は結構本気でした。
ワールドカップ前の強化試合では、ドイツに勝ち、ブラジルに勝ち、イングランドにも勝つなど、日本代表は強豪国を相手に素晴らしい試合をたくさん見せてくれていました。
だから私は、本気で日本が優勝すると思っていました。
笑われても、心の中では「見てろよ。」と思っていました。
そしてワールドカップが始まり、日本代表は期待を裏切らない戦いを見せてくれています。
イタリアのスポーツニュースでも、日本代表の記事を見かけることが増えました。
主力選手に負傷者がいるにもかかわらず、ここまで結果を出していることを高く評価する記事や、「サムライブルーは止められない」といった見出しも目にするようになりました。
そんな記事を読むたびに、「だから言ったじゃん。」と、期待に応えてくれる日本代表がますます好きになります。
イタリアは3大会連続でW杯出場を逃しても、サッカーの話は尽きない
イタリアは、3大会連続でワールドカップ出場を逃しています。
3大会連続で出場を逃していることで、「恥ずかしい」と言う人もいれば、「悲しい」と話す人もいます。
悔しすぎて、あえてワールドカップを見ないようにしているという人もいるそうです。
でも、私の周りはサッカーをやっている子どもたちが多いからか、お父さんも子どももサッカー好きな家庭が多く、なんだかんだ言ってワールドカップを見ている人がほとんどです。
そして、ここでいつも思うことがあります。
オリンピックでは、イタリア人選手がたくさん出場していても、日本のように毎日オリンピックの話題で持ちきりになることはほとんどありません。
でも、ワールドカップは別です。
イタリアが出場していなくても、サッカーの話をしている人は結構います。
それを見るたびに、「やっぱりイタリアはサッカーの国なんだな」と思います。
だからこそ、もし今回イタリアがワールドカップに出場していたら、この国はどれだけ盛り上がっていたんだろうと思うと、少し寂しくもなります。
4年前、ワールドカップに出られなくて寂しそうにしていた息子・Eizの姿を今でも覚えています。
本当なら、イタリア代表を応援しながら、このワールドカップの空気を味わいたかったんだろうなと思います。
でも今回は、日本代表の試合を一緒に楽しんでいます。
いつもは日本代表の試合をそこまで追いかけているわけではないEizも、今回のワールドカップは一緒になって見ています。
そして7月には日本へ帰国する予定です。
もしこのまま日本代表が勝ち進んでくれたら、日本中が一つになって応援するあの空気を、Eizにも味わわせてあげられたらいいなと思っています。
そういう経験は、きっと何か心に残るものがあると思うから。
今回ここまで素晴らしい試合を見せてくれている日本代表には、本当に感謝です。
2002年、留学中のイタリアで見た忘れられないイタリア対韓国戦
ワールドカップを見るたびに思い出すことがあります。
2002年の日韓ワールドカップです。
当時の私は、イタリアへ留学中でした。
サッカーに特別興味があったわけでもなく、その時間にワールドカップの試合があることもあまり意識していなかった私は、いつものようになんとなく街へ出かけました。
すると、「あれ?」と思うくらい、人がいないんです。
いつもなら人で賑わっている街なのに、本当に映画のワンシーンのように誰も歩いていません。
街はシーンと静まり返っていて、ときどき家の窓から歓声だけが聞こえてきます。
「何があったんだろう。」
そう思ったあの不思議な光景は、20年以上経った今でも鮮明に覚えています。
そして、その年は日韓ワールドカップ。
イタリアでは、韓国戦の判定をめぐって大きな議論になり、街中でもその話題でもちきりでした。
そんな中、日本人の友達と歩いていると、
「お前たち、韓国人じゃないだろうな!」
と、すごい勢いで声をかけられたことがあります。
今思えば、それだけ当時のイタリアでは、あの試合の衝撃が大きかったんだと思います。
あれが、私が初めて肌で感じたイタリアのワールドカップでした。
いよいよスウェーデン戦
まだグループリーグ。それでも、日本代表はすでにたくさんの感動を与えてくれています。
ここまでの試合を見てきて、今夜のスウェーデン戦もますます楽しみになってきました。
今夜も、日本らしいサッカーを期待しながら応援したいと思います。
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