今回の課題と向き合う
実は、1年3カ月前にも息子Eizは同じ右足首を骨折し、同じようにギプスをつけていました。
その時のEizは、サッカーができないことへのダメージがとても大きく、頭の中は
「どうしたら一日でも早くサッカーができるようになるか」
そればかりだったのを覚えています。
そして今回、また同じ右足首を骨折しました。
トップアスリートがよく口にするように、怪我をした時こそ
「今しかできないことに集中する」
という考え方は、理屈としてはとてもよく分かります。
前回の経験があるからこそ、今回はその考え方を頭では理解できている。
そこは、確かに成長の過程なのだと思います。
ただ、理解したからといって
「はい、ではすぐ行動しましょう」
と簡単に切り替えられるかというと、そんなに話は単純ではありません。
鬼メンタルを持っていて感情をカバーして、すぐに全部始められる人なんて、大人でも子どもでもほんの一握り。
そういう人たちは、やはり特別だと思います。
そんなことが簡単にできたら、誰も苦労しないはずです。
だからこそ、今回のテーマは
「では、ここから何をしていけばいいのか?」
そこを息子と一緒に考えることでした。
今できることを調べてみる🔰
まずは、右足首ギプスの状態でも家庭で安全にできることを、ざっくりインターネットで調べてみました。
すると、こんな選択肢が出てきました。
- 腕のトレーニング(アームカール、ショルダープレス)
- 体幹トレーニング(プランク、サイドプランク)座った状態でのバランスボール・クッションを使った姿勢キープ
- サッカーの試合映像・プレー映像の観察イメージトレーニング🍀(プレーを頭の中で再現する)
正直、息子も私も「アームカール?ショルダープレス?それ何?」
というレベルです。
調べてみると、アームカールはダンベルを持って肘を曲げ伸ばしする、腕の力を鍛えるシンプルな運動。
ショルダープレスは肩の筋肉を使って、ダンベルを上に押し上げるトレーニングだと分かりました。
まずは「できそう」から始めいくつか候補が出た中で、今回まず取り組むことにしたのはアームカールです。
Eizは小さい頃から、ジムにあるトレーニング器具に憧れがあります。
「鍛えたい」というより、
「あの器具を使ってみたい」という気持ちに近いのですが😅、
ダンベルなら楽しみながら始められそうだなと思っていました。
実際、いろいろ話した中でも一番食いついていたのがアームカールでした。
まずはダンベルを用意するところから。
明日には準備できたらいいね、というところまで話しています。
加えて、プロサッカーの試合映像を見て、ボールではなくディフェンダーの動きだけを集中して観察することも取り入れることにしました。
体を動かせなくても、判断やポジショニングは頭の中で学べます。
そして、以前から「やった方がいいよね」と話してはいるものの、
なかなか続かなかったイメージトレーニング。
今回は瞑想の時間も兼ねて、少しずつ取り入れられたらいいです。
ベイビーステップで取り組む
もちろん、11歳の息子がこれらすべてを一気に習慣にできるわけではありません。
だからこそ、今回もベイビーステップを大切にします。
私は、何かを始めるときは日頃から「少しずつ」を意識しています。
最初から全部やろうとすると、それが続かない一番の原因になるからです。
今回は、まずはダンベルを準備する短い時間でも動画を一緒に見るこのくらいからで十分。
動画を見ながら、Eizが私にサッカーの動きを説明してくれる時間は、それだけで立派なアウトプットになっています。
日本語で動画を見てくれたら日本語の勉強にもなるな…と思ったりもしますが、欲張らず、焦らず、少しずつ。
息子が自分で考えることをサポートする
私が一番意識しているのは、強制しないこと。
そして、「やらせる」のではなく、自分でやってみたいと思える状態をつくることです。
やりたくて始めたことでも、途中でうまくいかなかったり、しんどくなったりすると嫌になることはあります。
ましてや、最初からそこまで気持ちが乗っていないことを続けるのは、正直かなり難しい。
それでも、ある時ふと「あの時続けていてよかった」と思える瞬間が来たら、
それはとても大きな意味を持つはずです。
頭で分かっていても、行動に移すのは簡単ではありません。
だから、少しずつ自分で考え、動けるように仕向けていくこと。
それが、今の私にできる一番のサポートだと思っています。
怪我をしたからこそ見えるもの
怪我をしたからこそ、感じられること、見えることもあります。
試合に出られないからこそ、仲間のプレーをじっくり見る時間が生まれたり。
私自身も、今回の骨折を通して、周りの人たちの温かさを改めて感じています。
仕事の都合で松葉杖のEizを送迎できない日に助けてくれたお友達のお母さん、
病院について調べてアドバイスをくれた仲間、
そして学校では、重い中学校のカバンを自然に持ってくれるEizの友達の姿も見ました🧡。
こうしたことを実感できるのは、変な言い方かもしれませんが、Eizが骨折したからこそ😅。
そんなことを考えながら、相変わらずバタバタした毎日を過ごしています。
つづく。
【あわせて読みたい関連記事】: サッカー選手になるからには、習慣づくりは欠かせない


