アラッシオで迎えた2026年初の少年サッカー大会
2026年が明けて1月4日、イタリア・リグーリア州のアラッシオで、今年最初の少年サッカー大会が行われました。
子どもたちはピッチで一生懸命ボールを追いかけていましたが、今回は冬休み明けということもあり、いつも通りの力を出せない場面もありました。
結果だけでなく、こうした経験の中で、子どもたちがどんな成長を見せるのかを見守る時間になりました。
イタリア・リグーリア州にあるアラッシオ(Alassio)は、リグーリア海に面した小さな海辺の町です。
夏は観光客でにぎわい、冬は夏とはまた違った、落ち着いたクリスマスの雰囲気を味わうことができます。
観光地として知られていますが、どこか静かで、とても素敵な町です。
私たちが住んでいる町からアラッシオまでは約130キロ。
車で1時間半以上かかります。
サッカー観戦をしながら、こうして時々海にも来られるのは、ひそかな楽しみでもあります。
勝てなかった理由は、技術だけではなかった
去年もこの時期、年明け最初の大会として、同じ大会がアラッシオで行われました。
そしてその時は、息子たちのチームが優勝しました🏆。
ただ、こういう時はちょっと要注意です😅。
チーム全体に「去年は優勝した」という余韻がどこかに残っているのか、無意識のうちに「今回も勝てるだろう」と思ってしまうのか、こういう時は大抵、勢いが少し欠けてしまいます。
最初の試合は4対0で勝利し、悪くない立ち上がりでした。
その後の2試合は、どちらも1対0で敗戦。
試合を見ていて感じたのは、「惜しかった」というよりも、気持ちの部分で負けていたという感覚でした。
午後の試合は1対0で勝つことができましたが、最終的には得失点差で決勝に進むことはできませんでした。
足りなかったのはGrinta(グリンタ)という気迫
冬休みの時期ということもあり、今回の大会ではチーム全員がそろっていたわけではありません。
休暇中の子もいて、ベストな状態ではなかったのは確かです。
ただ、それは他のチームも同じ条件だったと思います。
今回の大会で足りなかったと感じたのは、Grinta(グリンタ)でした。
Grintaはイタリアでよく使われる言葉で、闘争心や気迫、負けん気といった意味があります。
技術があるかどうかだけではなく、試合の中でどれだけ強い気持ちを持ってプレーできるか。
大事な場面で前に出る力や、簡単には引かない姿勢にもつながる言葉だと感じています。
今回の大会では、そのGrintaが少し足りなかったように感じました。
そして不思議なことに、Grintaが足りない時は一人だけではなく、チーム全体が同じような雰囲気になります。
技術が劣っているわけでも、準備が足りないわけでもないのに、どこか全体の空気が静かになってしまう。
そうした空気は、不思議とピッチ全体に広がってしまいます。
こうしたことはこれまでにも何度かあり、私はこれは常に課題だと感じています。
負けた大会も、成長につながる経験になる
大会を重ねていくことは、サッカーの技術だけでなく、精神面でも成長していくための大切な機会だと感じています。
今回は冬休みを少し満喫したあとの大会だったこともあり、体や気持ちを試合モードに切り替える難しさもあったのかもしれません。
結果だけを見れば、満足できる大会ではありませんでした。
本人たちはそれぞれに、勝てなかった悔しさを感じているはずです。
ただ、勝った試合も負けた試合も含めて、今回の経験は、自分の気持ちをコントロールし、大事な場面で力を発揮できるようになるための、確かな一歩になっていると信じています🩵。
成長痛による足の痛みはまだ少しあるものの、冬休みの間に安静にしていたことで、状態はだいぶ良くなってきました。
来週からまた練習も始まるので、気持ちを切り替えて頑張っていきたいです。
あわせて読みたい関連記事
怪我からの気づき①|サッカーを約1か月半休むと体はどう変わる?
成長痛や怪我でサッカーを休んだとき、体にどのような変化が起こるのかを実体験をもとにまとめています。
体の変化について読む →子どもがミスを怖がる理由|イタリアの少年サッカーで感じた自己肯定感の違い
ミスをどう受け止めるかで、挑戦する姿勢は大きく変わります。自己肯定感との関係について書いています。
ミスを怖がる理由を読む →子どもの自己肯定感とは?低いとどうなる?親が知っておきたい基本
失敗してもまた前を向ける力の土台となる、自己肯定感についてわかりやすくまとめています。
自己肯定感について読む →

